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PEACH MEETS LOCAL vol.3

作業風景

人の温かさに触れることのできる奄美の伝統が凝縮された絹織物。

各地方の生産者とのコラボレーションを展開するなど、旅や日常生活を彩るアイテムを展開する「PEACH SHOP ONLINE」。Peachが奄美との就航を機に、約1300年の歴史を誇る伝統工芸“大島紬”を今の時代に伝える大島紬村にコラボを依頼。企画を担当するバイヤー・越出が大島紬村に対する想いを語ったほか、代表の越間得晴さんに物作りの姿勢をお聞きしました。

すべてを緻密な手作業で生み出す
職人の想いが込められた至高の織物。

越出
「Peachが奄美大島に就航するにあたって、やはり“世界三大織物”として知られる大島紬に別注をお願いしたいと思っていました。中でも大島紬村は体験を通じて、伝統工芸を継承しながら多くの人に広める姿勢に共感しました」。
越間
「当社は“大島紬のある暮らし”がテーマです。大島紬のすべてを知っていただくため、制作の工程を実際に見学できるほか、泥染めなどの体験ができます。また、サイフやカードケースをはじめとする大島紬だけのオリジナルアイテムも揃え、次の世代に大島紬の伝統工芸を伝えているんです」。
越出
「私も実際に見学に参加させていただきました。模様を生み出すための複雑な設計図をもとに、泥染めから機織りまでの工程が手仕事で進められているんですよね? 緻密な作業をパソコンがない時代から続けていることに驚きました」。
越間
「すべての作業が分業制だからこそ、質の高い織物が完成します。大島紬には職人の想いが込められているんです」。
作業風景
作業風景

端材を余すことなく再利用する
現代的なプロダクトを独自で制作。

越出
「端材を余すことなく再利用しているのも魅力ですよね。その素材を使って、シュシュなどのアクセサリーを作り出す、新しいことにチャレンジする姿勢に感銘を受けました」。
越間
「ありがとうございます。職人の心が入っているものなので、どうにかして商品にアレンジしようと思ったのが、今の時代にフィットするアクセサリーだったんです」。
越出
「Peachでは奄美への就航に関して“楽しみながら学ぶ島々”をテーマに設けています。飛行機を飛ばすだけでなく、島を巡る中で『へー』、『そうなんだ』という“気付き”をお客様に体験して欲しくて。その中でも大島紬村は数々の驚きと感動を与えてくれる場所だと思っています」。
越間
「そう言っていただき嬉しいです。先代、先々代から受け継いだ技術を大事にしながら、次の世代に残していけるものを生み出したいと考えています。我々も常に挑戦をし続けるPeachさんから、コラボの依頼を受けて感謝しています」。

別注でデザインしたアイテムを通じて
温かさに満ちた奄美に足を運んで欲しい。

越出
「当社でも機体のシートを作る際、端材が出てしまうんです。大島紬の端材を組み合わせることで、『まったく新しいものが出来るんじゃないか』と思ってご依頼しました」。
越間
「柔らかなレザーを表に使い、裏地に繊細な大島紬があしらわれた、美しい見た目だけでなく、使い勝手の良いコインケースやカードケースが出来上がったと自負しています。大島紬を理解して商品にしていただいた、Peachさんの提案に我々も刺激を受けながら物作りに取り組みました」。
越出
「形になって嬉しいです。高級な大島紬を毎日の生活に取り入れたいとデザインしました。飛行機を身近な存在として親しんでもらうPeachの理念がイメージソースなんです」。
越間
「Peachさんとのコラボを通じて奄美を知ってもらい、島に来てもらえるきっかけになれば良いですね。この島は人の温かみに満ちあふれています。島の人たちと触れ合うことで、心が温まる体験をしていただけると嬉しいですね」。
作業風景
絹織物「大島紬」越間得晴
株式会社大島紬村
亜熱帯植物が並ぶ広々とした庭園内にて、日本を代表する絹織物「大島紬」の製造工程が見学できる。Tシャツやストールを泥染めしたり、大島紬の手織りや着付けをしたりと、多彩な体験メニューを用意。併設されたショップでは最高級の大島紬だけなくお土産に最適な小物類も用意している、南国ムードを味わいながら伝統工芸を伝える人気スポット。
代表:越間得晴氏
大島紬の伝統に敬意を払いながら、アロハシャツやシュシュ、コースターといった現代の生活に溶け込むプロダクトを生み出す3代目。奄美大島観光協会の会長も兼任しており、島の魅力を全国に広める活動にも尽力。

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