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トップページ > 【Feature】オフィシャルカメラマンと共同開発!モデルプレーン制作秘話

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【FEATURE】
創業時からPeach機を撮り続けてきたオフィシャルカメラマンと開発
ディテールへのこだわりを詰め込んだモデルプレーンが誕生。

実機の色再現を追求したオフィシャルモデルプレーンがついに誕生。従来のものとは一味違うこだわりを加えて、Peachの機体であるエアバスA320-200を200分の1サイズで再現した樹脂製スケールモデルです。
製作には、Peachのオフィシャルカメラマンであり、創業時からPeach機を間近に見てきた航空写真家・大村基嘉氏にも加わってもらいました。大村氏はオフィシャル写真を通じてPeachの広報やブランディングにも携わり、実機の色をよく知るスペシャリスト。今回はモデルプレーンの製作裏話をたっぷり語ってもらいました。

企画1年がかり、
思い出の1号機JA801Pと企画当時最新のJA825Pをモデル化。

皆さま、こんにちは。Peachのオフィシャルカメラマンを務めています大村です。実は私もモデルプレーンが大好きで、自宅で思い出の飛行機(人生の節目に乗った飛行機や、実際に自分が撮影仕事をした飛行機など)のスケールモデルを集めているコレクターでもあります。

飛行機写真

今回スタッフとともにモデル化に選んだシップは、JA801PとJA825Pの2機。エアバスA320シリーズの中でもA320ceoと呼ばれている現行(従来)型機です。今後PeachはA320ceoの更新として新エンジンを装着した次世代型A320neoを導入しますが、今しか作れないものとして、ベーシックな現行型機しかも主翼は従来からのウイングチップフェンス装備のものを再現したモデルプレーンとしました。

JA801Pは、Peach創業時からの1号機として、社員にとっても思い出深い1機です。ピカピカの新造機がフランスからやって来て日本で出迎えた日の感動は忘れられません。当時はまだ就航時限定のシップネーム「Peach Dream」が貼られていませんでしたが、実機の色を関西空港で見てみると、日本の空がパッと明るくなっていくような感じで、これから変わっていく航空界に胸が高まったのを思い出します。それから8年弱アジアの空を飛び回り、2019年5月にPeachからは引退。リース元に返却され、現在は新天地で元気に活躍しています。国内初のLCCの最初の飛行機として日本の航空史にも残る1機と言えましょう。

JA825Pは、モデル開発の企画当時はまだ受領前で、これからやってくる直近のシップということで選びました。エンジンカウルに描かれたFLYPEACH.COMの文字がない世代です。

今回作成した200分の1サイズは、人気のスケールサイズながらもA320の機体を再現するには少し小ぶりなスケールですが、ナロウボディ機らしい小ささも他機種と並べたときに良いと思い採用しました。メーカーは塗装やモールドのバランスが良いホーガン・ウイングスです。

飛行機写真
飛行機写真

Peachの色は何種類?

私が企画に参加した最大の理由は色再現。カメラマンとして写真を介してPeachが押し出す色はどんなものであるべきか、日々、色相・彩度などの方向性を考えてきた立場ゆえ、モデルプレーンの製作にあたって色再現のディレクションを行ったわけです。現場で飛行機の色を一番見て来た一人として、実機に近づけるという作業です。

突然ですが、ここでクイズです。

読者の皆さまは、Peachの飛行機に何種類のピンクが使われているかご存知ですか?

そもそも、それは本当にピンクでしょうか?

これまで世の中に出回っていたモデルプレーンは、残念ながらPeachの実機の色とは少し異なるものもありました。色数が合っていないもの、メインカラーであるフーシアピンクがオレンジや蛍光色に偏ったものなど。写真の世界でも実機の色とは異なる色相・彩度に偏ったものが世に溢れていますが、私自身、Peachの機体カラーというのは再現するのがとても難しいものだと感じています。

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